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霊友会の危険でやばい評判と事件性とは|有名人は誰がいる?

霊友会とは 評判

新興宗教の1つに「霊友会」という宗教団体があります。

漢字の意味をそのまま言葉にすると「霊と友達になる会」

本当の意味はさておき、どのような宗教団体か想像しにくいですね。

 

100年以上の歴史を持ち、会員数は1,151,488人を誇る新興宗教団体です。

有名人も多数在籍しているこの団体は、はたしてな宗教団体なのでしょうか。

 

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霊友会とは|団体のなりたちと概要

文化庁においては、仏教の日蓮宗系統にまとめられている宗教団体です。

創立者、久保角太郎が法華経の研究に加え、先祖供養を根幹として創立した宗教です。

  • 創立:1930年7月13日
  • 創立者:久保角太郎
  • 初代会長:小谷喜美
  • 現会長:末吉将祠氏(5代目)
  • 総会員数:2,529,614人
    ※(海外含む)-令和3年12月31日現在-
    ※公式HP公表数
  • 日本の会員数:1,151,488人
    ※文化庁 令和4年度宗教年鑑
  • 支部数は海外含め約4,808支部
  • 支局事務所数 国内39カ所/海外16カ所
  • 会費:月額500円
  • お布施はない?

参考:霊友会公式HP

霊友会の開教と創立

ややこしい話で、創立は1930年ですが、開教自体は1920年とされています。

久保角太郎が法華経の研究に入った年が1920年で、その年を開教としているのでしょう。

その後、久保角太郎の兄に小谷喜美が嫁入り、角太郎へ合流、「法座(=つどい)」と呼ばれる語り場、いわば集会のようなものが定期開催されるようになっていきました。

つどいを重ね、徐々に規模を大きくしていった、昭和5年7月13日に「霊友会発会式」を迎えました。

※その時の参加者は、子どもを含め、104人。

これが創立年である1930年です。

参考:霊友会の歴史

 

1920年に開教なので、2020年には開教100年を迎えました。

引用:霊友会とは

100年も続いているとなると、新興宗教とはいえ歴史は長いですよね。

霊友会の会員数(=信者数)

会員数は2,529,614人と公表されています。

※海外会員ふくむ。

※参照:公式HP

 

一方、文化庁の宗教名鑑では、1,151,488人と明記されています。

こちらは日本の信者数となりますので、総会員数から差し引き、1,378,126人が海外会員ということになるのでしょう。

日本の信者より海外の信者の方が多いとは、若干の違和感がありますが、真偽のほどは確かめようもありません。

霊友会からの独立宗教団体

また霊友会は日蓮系の教団で、立正佼成会など別の教団に多数分派しています。

霊友会から分派した教団で1番有名なのは、立正佼成会ですね。

この霊友会から,昭和 10 〜 13 年頃,孝道教団,立正佼成会などが独立し,さらに戦後,昭和 25 〜 26 年頃,
妙智会教団,佛所護念会教団,正義会教団などが独立した。そのほか,妙道会教団,大慧會教団なども,霊友会から独立した教団である。立正佼成会は,長沼妙佼(1889 〜1957),庭野日敬(1906 〜 1999)らによって始められたもので,当初は,霊友会とほぼ同様の信仰形態であったが,その後,原始仏教,大乗仏教の教理を大きく採り入れ,近年は,宗教協力等に力を入れている。

引用:令和4年度宗教年鑑

なぜここまで分派が増えてしまったのか?

個人的な見解だと、昭和初期の混乱期、心の拠り所を求める人々が増えに増えたからかもしれません。

結果…善くも悪くも、新興宗教団体が乱立していったのではないでしょうか。

 

後述しますが、脱税事件が分派のきっかけとなったのでは、という説も多くあります。

霊友会の教え

霊友会の教えについては、公式HPに創立者の久保角太郎の以下の言葉が書かれています。

久保は“在家の叫び”をもって世界平和に貢献する。
世界平和に貢献するには、一軒一軒の家が幸せでなくてはならない。
家々が恵まれていなければならない。人間が幸せでなくてはならない。
霊友会創立者 久保角太郎

引用:霊友会公式HP

霊友会の教えの特徴は、「総戒名」と言われる両家の先祖をまつることにあります。

「青経巻」と呼ばれる一部経を使い、子孫が自分の手で先祖供養をします。

 

この一部経は、法華三部経(無量義経、妙法蓮華経、仏説観普賢菩薩行法経)を創立者久保角太郎が抜粋し、まとめた経です。

法華三部経は、立正佼成会でも教えに採用されている経です。

三部経の詳細は立正佼成会の記事でまとめてありますので、気になる方はこちらをご覧ください。

立正佼成会とは|悪徳な教えや危険な噂はあるのか

 

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霊友会のお布施や勧誘はやばい?

引用:霊友会とは

お布施も求めず、月額500円(=年間6,000円)なら大分良心的に見えます。

霊友会では、お布施といった類いのものはありません。
入会しても宗旨替えする必要はありません。
むしろ霊友会は先祖代々からの宗派や菩提寺との関係を大切にしています。

引用:霊友会とは

他の宗派に対しても寛容な姿勢が見て取れますね。

ただ・・・?

やっぱり危険?ウェブ上には勧誘されて困ったという声が多数

注意ポイント

  • 勧誘されて困っている
  • 断ったら露骨に不機嫌になった
  • 断っても何度も来る
  • 内情はブラック企業の営業のような強制力がある

どうにも、公式でうたうやんわりとしたイメージと、実際の勧誘実態は大きく異なる模様で…?

元霊友会会員です。
その勧誘した人の人となりがわからないのでなんとも言えませんが、霊友会の勧誘方法はあまり良いものではありません。
私は、勧誘する人がいないのなら、そのためだけに友達を作ってでも声をかけろと言われました。
相手に断られた時は
「先祖からしたらあなたは〇〇なのよ」
と、言い渡しという名のケチをつけて帰って来いとも言われました。
霊友会内で立場が上になればなるほど、とにかく第一に勧誘。お経読むより勧誘。何人を入会させたか毎日のように責められ、人格否定もザラです。
自分が上の立場の人にクソミソに言われるため、会員は追い詰められます。
入会を断った人に「なんなのバーカ、バチでも当たれ!」と暴言を吐いている会員も見かけました。
でも、そういう内情は勧誘された側からしたら全く関係ありません。
自分から勧誘しておいて、断ったからって冷たくするなんて、その程度の人なのでしょう。

引用:ヤフー知恵袋

↑など2021年と、そこまで古い話ではありません。

よくある強引な宗教勧誘の風景となんら変わりません。

会員となると、おそらく勧誘ノルマがあるんでしょう。

成績が悪いと冷遇されるとか、逆に成績が良ければ地位が上昇していくのでしょう。

ブラックな営業部となんら変わりませんね。

霊友会にずっと苦しめられました。
初めはお金があまりかからないといわれ、母と入りましたが、後々の献金や、御本尊は30,000円、自分の家を買ったら先祖のお家を買えと言われご法座17万、修行参加料などなど、かなりお金を使わされました。危険です。パワハラもありました

↑こちらは当記事のコメント欄に寄せられたものです。

勧誘ではありませんが、思っていた以上にお金がかかってしまったということ。

法座だの修行料だの言っても、お布施と何がちがうのでしょうか?

 

これらがどこまでが把握しているのか?

誰のどこの指示なのか?はっきりは分かりません。

5000弱も支部があると、本部やトップが知らぬままに暴走してしまう支部長や信者などもいるのかもしれません。

逆に本部や幹部がそういう指針で、トップダウンで行っているのかもしれません。

霊友会の事件

霊友会の歴史からも見ていきましょう。

創設者の久保角太郎氏は、兄嫁の小谷喜美氏を修行により霊能者にしました。

このときに洗脳したとも言われています。

事実であれば小谷氏も被害者とも言えますが…

むしろ、宗教は儲かるから一緒に立ち上げないか?と誘った線の方が強いんじゃないでしょうか?

 

久保氏の死後は、小谷氏が全権限を握るようになりました。

しかし、脱税に手を染め1953年には赤い羽根募金業務上横領事件をおこし検挙されています。

 

分派のきっかけも、この時期に起きた内部騒動によるものです。

立正佼成会は1938年創立なので事件の少し前ですが、事件が起こりはじめた1950年前後に多くの分派の宗教団体が創立されています。

 

とはいえ、事件という事件は脱税事件以降、起こしてはいません。

犯罪性という面から見れば、安全な団体と言えるのかもしれません。

仏教僧侶やキリスト教牧師の刑事事件だってしょっちゅうありますからね。

霊友会に入信している芸能人

霊友会にはそれなりに有名な芸能人が入信している(していた)と言われています。

  • 石原慎太郎(政治に利用)
  • 薬師丸ひろ子(父親が霊友会幹部)
  • 花田光司・花田虎上(父親の花田満の影響)
  • 稀勢の里(節分などに参加?)
  • 若嶋津六夫(二子山部屋入門の影響?)

この他にも数人の噂がありますが、現在あまり目立っているような方は少ないです。

もっといるかもしれませんが、噂になるほど熱心な芸能人信者は少ないのかもしれません。

 

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まとめ

霊友会は月会費のみで寄付などを強制しない面については良いですが…

それがどこまで徹底されているのか?

入ってみないとわからないという点には不安が残りますね。

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