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念仏宗の教えが危険!?富裕層を狙った多額の献金がやばい…

新興宗教の1つに「念仏宗」という宗教団体があります。

名前を聞いても、あまりピンとこない人も多いのではないでしょうか。

念仏宗は開教40年ほどの、新しい宗教です。

新興宗教にあまり良いイメージを持たない方も多いかもしれませんが、念仏宗にも、色々とやばい噂があるんです。

今回は、念仏宗がどのような宗教団体なのか、何がやばいのかをまとめました。

 

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念仏宗とは

まず、「念仏宗」とはどのような宗教団体なのか、公式HPの情報を元に見ていきましょう。

正式名称は「念佛宗 三寶山 無量壽寺(ねんぶつしゅう さんぽうざん むりょうじゅじ)」と言います。

兵庫県加東市を総本山とする、仏教系浄土門の宗教法人です。

1979年、京都府知事より宗教法人「無量壽會(むりょうじゅかい)」として認証されたのが始まりです。

そして1992年、宗教法人「念佛宗三寶山無量壽寺」への改称を認証され、同時に宗派として開宗しました。

ただし単立宗教法人であるため、いかなる包括宗教団体の傘下にも属していません。

現在は、日本全国36か所に別院と施設があります。

信者数は、2008年時点で5万人という情報がありますが、10年以上経っているので現在は変わっている可能性もあります。

開祖は、圓心定(通称:久世太郎/本名:福井真尚)といいます。

高野山での修行後、釈迦が説いた「念佛(ねんぶつ)」を拠りどころとして、宗教法人「無量壽會」を発足しました。

そして「念佛宗 三寶山 無量壽寺」開宗に至ります。

 

もともと圓心定は、いろは四十八文字とサイコロの組み合わせにより人の運命を予言するサイコロ予言者として、一世を風靡していたようです。

しかし1976年、元信徒の1人が宗教に名を借りた詐欺行為として損害賠償を求めたのをきっかけに、祈とう・鑑定料の返還を求める動きが表面化します。

翌1977年には祈とう・鑑定を辞め、宗教法人「無量壽會」発足に至りました。

確かにサイコロと仏教と予言なんて、どれもこれも関連性がないですものね。

 

また、念仏宗は、インドのカルカッタに本部を置く仏教団体「インド大菩提会」のメンバーです。

アジア各地の仏教指導者を招聘して「全世界佛教サミット」を開催し、そのスポンサーも務めています。

さらに、世界各国の仏像が各国の仏教最高指導者や王室から奉納されています。

なんと、タイ法王やカンボジアの国王の遺骨の一部が祀られているそうです。

 

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念仏宗の教え

念仏宗の経典は「一切経(いっさいきょう)」です。

一切経とは、釈迦が説いた教えを記録した聖典です。

仏教では、早い時期に教団が分裂し、教えがバラバラに口伝されてきました。

そのため経典の数が膨大になり、キリスト教の聖書のように、特定の1冊はありません。

ですので、経典を集成したものを一切経、または大蔵経(だいぞうきょう)と呼びます。

教義は、以下の通りです。

  • 釈尊の教え(仏教)、即ち「仏教経典(一切経)」を基とし、「念仏」を依処とする。
  • 仏教は智慧の宗教である。
    仏教の目的とは、智慧の完成(般若波羅蜜)、阿耨多羅三藐三菩提、無上正等覚、無上正遍智、即ち、「大涅槃」を目指す。
  • 人としての道「四恩」を大切にする。
    私たちは生かされていることを、自覚する。
    四恩とは、

    1. 父母の恩:父母に孝養を尽くす。
    2. 衆生の恩:生きとし生けるものに感謝。
    3. 国王(社会)の恩:社会の規則を守り、務めを果たす。
    4. 三宝の恩:三宝(仏・法・僧)に帰依。
  • 和国の教主、聖徳太子の「十七条憲法」の精神により、三宝を敬い、「和」を基とし「信義」「礼節」を重んじ、人の範となること。「和」の心をもって、信頼を裏切らず、誰に対しても礼儀正しく接することは、人としての基本である。

引用:念仏宗公式HP

念仏宗は非公開な部分が多いため、信者の具体的な信仰活動は明らかになっていません。

 

念仏宗はやばい?

念仏宗は、過去に開祖が訴訟を起こされたことを除けば、特に危険でやばい宗教には見えない、普通の仏教系の宗教に見えます。

では、なぜ念仏宗がやばいと言われているのでしょうか?

その理由は以下の通りです。

注意ポイント

  1. 団体の施設が異常にでかい
  2. 入信のための献金額がやばい

それぞれ見ていきましょう。

1.団体の施設が異常にでかい

兵庫県加東市の総本山には、「佛教之王堂」が建てられています。

総面積55万坪もの境内に、10,524点の彫刻、374,500点を超える彫金が飾られているんです。

また先述したように、タイ法王やカンボジアの国王の遺骨も祀られています。

この建物には、800億円以上もの費用がかけられているとのこと。

設立40年くらいしか経っていないのに、こんなにも大きな施設を所有できるなんて、信じられませんよね。

「佛教之王堂」は信者でなくても、事前予約をすれば見学できるそうです。

また、念仏宗の公式HPでも見ることが可能です。

どこかの観光地のようで、かなり圧倒されます。

2.入信のための献金額がやばい

念仏宗に入信するためには、まず2泊3日で講習を受けなければなりません。

そこでは白装束に着替え、いくつかの儀式をし、説法を聞きます。

そして入信を決めたら、なんと入会金38万円を払い、さらに月々5,000円の献金が必要だそうです。

献金額の多さからもわかる通り、信者には富裕層が多く、入信することが一種のステータスのようになっているようです。

また、2泊3日の講習に行く前に2回程度の面接があり、家族の仕事などを書かされるそうです。

ここでお金を払えるかどうかの判断をしているのかもしれませんね。

知り合いから誘われたという人の中には、行く前に宗教名を知らされなかったとの噂もあるので、注意が必要です。

献金額の多さから、立派な施設が建てられる理由も、なんとなくわかりますね。

 

念仏宗に入信している芸能人

念仏宗に入信しているという芸能人、有名人の噂は特に聞きません。

比較的新しい宗教なので、そこまで信者は多くないのかもしれません。

また、入信していても、公開していない可能性もあります。

富裕層を狙って勧誘している宗教なので、芸能人が関与している可能性もありますね。

 

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まとめ

念仏宗は、非公開の部分も多く、あまり詳細がわからない宗教です。

兵庫県の「佛教之王堂」は見学できるので、一見の価値はありそうですね。

ただ、名前を名乗らずに近づいてくる可能性もあるので、十分に注意しましょう。

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