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円応教の教えとは|信者の熱心な信仰生活や霊力を扱う宗教が危険でやばい!?

新興宗教の1つである「円応教」を知っていますか?

名前だけ聞いてもピンとこない人も多いかと思います。

また、新興宗教と聞くと怪しくて危険というイメージがありますが、実際はどうなのでしょう。

今回は、円応教の教えや特徴、やばいと言われる理由について解説しました。

 

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円応教とは

まずは円応教がどのような宗教団体なのか、公式HPの情報を元に見てみましょう。

概要

  • 立教:1919年
  • 教祖:深田千代子
  • 初代教主:深田長治(ちょうじ)
  • 2代教主:深田充啓(みつひろ)
  • 教主後継者(恵主):深田惠子
  • 信者数:約45万人
  • 本部:兵庫県丹波市
  • 布教所数:260拠点

円応教(えんのうきょう)は1919年、教祖の深田千代子が天の啓示を受けたことから始まります。

「神の使いしめ(神の使い)に生まれ、世の中の道具になる」という教義の元に宗教活動を開始しました。

しかし、千代子は39歳という若さで亡くなります。

教えは弟子により引き継がれ、1925年には千代子の法名にちなんで「円応法修会」が設立されました。

その後に改称や合併を経て、1948年には「円応教」が設立します。

円応教の初代教主には、千代子の長男である深田長治が就任。

長治の死後は、長治の長男である深田充啓が2代教主となりました。

1991年には、充啓の長女深田惠子を教主後継者(恵主)に定めました。

充啓は、日本宗教連盟の理事長に2度も就任しています。

そして、2018年に立教100年を迎え、立教百年祭が行われました。

円応教は、関西方面だと立教感謝祭と称して毎年行われている、花火大会で有名です。

2019年には4,000発もの花火が打ち上げられました。

 

円応教の教え

教義の根本にある考えは「世の中の道具になる」ことです。

「道具」とは、人間としての道をあらわす用具、言語、行道(ぎょうどう)を意味します。

つまり、人間は奉仕する(世の中のために働く)ために生まれてきている、ということです。

円応教の教義を、以下の2つに分けて解説します。

ポイント

  1. 教義の五綱目
  2. 修法

それぞれ見ていきましょう。

1.教義の五綱目

「教義の五綱目」とは、教えの信じ方・行い方をわかりやすく説いているものです。

教義の五綱目

  1. まと
  2. 陰の行

以上の5つをそれぞれ解説していきます。

1-1.まと

信仰対象のことを「まと」あるいは「まとう様」呼びます。

信者家庭においては、慈照院圓應智覺大姉(じしょういんえんのうちかくだいし・千代子の法名)以外は信仰の対象を自由としています。

信じて崇めると決めたものに対しては、随順(ずいじゅん)と帰依(きえ)を捧げるのです。

1-2.誠

信仰の最も重要な点は、誠の研究であり、誠に終始する生活にあることとされています。

また、個人の誠は自己にとどめず、すべての人に与えていくことが大切であるとされています。

1-3.愛

神様、仏様の中に融け込ませてもらうような人にならなければならない、という教えです。

また、他者の悲しみや苦しみを自分の悲しみや苦しみと思います。

いたわったり、相手になりきって相手を生かす行ないが本当の愛であるという教えです。

1-4.善

誠や愛を実践していくには、善がなければなりません。

善行為を積み重ねて立派な品性を作り、人格の完成に向けて努力することの大切さを説いています。

1-5.陰の行

日常生活の中で、陰の自分を慎み、徳を積むことを強調しています。

表だけ、すなわち人の見ているところだけ良いことをしても意味がありません。

ですので、人間は「陰の行者」でなければいけない、という教えです。

 

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2.修法

修法とは、教祖が編み出した人々の救済方法の1つで、霊導です。

個人で信仰対象に礼拝して行なう場合と、布教師と信者が相向かって拝み合う場合があります。

個人の人格の完成に努め、個人と社会の幸福な生活を打ち立てることを目的としています。

手の先をはじめ、体全体に霊の感応が現れる身体的表現とともに、リズミカルで陶然心酔たらしめるものだそう。

うっとりしてしまうなんて、気になりますよね。

円応教の教えによると、誰もが霊力を持っています。

霊力の自覚を持ち、発現するための修行をしながら、自身の霊力を個人や社会の幸福のために使うというのが教えです。

 

円応教はやばい?

円応教がやばいと言われている理由は、霊力を使っている「修法」でしょう。

そもそも霊力を実感したことのある人の方が少ないですよね。

なかなか信じがたいものです。

「修法」は、世界救世教が行っている「手かざし」にも似ていますね。

「手かざし」を信じて治療を受けなかったために、死亡するという事例もあるほどです。

「修法」は医療目的でしている訳ではありませんが、何かしらのトラブルもありそうです。

また、円応教は教祖を信仰することに熱心です。

そういった熱心な信仰生活は、異常と言われるほどです。

ただ、円応教の活動は外部からはあまり見えません。

ほとんど情報がないために、怪しいと思われている部分もあるかもしれませんね。

 

円応教に入信している有名人

円応教の信者であると言われているのは、女子プロゴルファーの福島晃子さんです。

ただ、ご本人が公表しているものではなく、あくまで噂です。

積極的に勧誘活動をしていないようなので、芸能人の信者や被害もあまり耳にしませんね。

 

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まとめ

円応教は、霊力を扱っているという、一見すると怪しい宗教でした。

しかし、外部から見ている限りでは、そこまで悪い印象は受けません。

ただ、現在の教主が日本宗教連盟の理事長をしています。

その権力でやばい噂を出さないようにしている…なんてことも勘繰ってしまいますね。

どちらにせよ、宗教に興味を持ったらきちんと調べて判断した上で、入信しましょうね。

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