お仏壇に置くお位牌はどこで買う？購入できる場所の一覧まとめ

お仏壇やお墓に比べ、ついつい忘れがちなお位牌。

お位牌も、お仏壇やお墓と同様、四十九日法要までに用意するのが一般的と言われています。

お位牌は、先祖供養のためのもので、故人の魂が宿る場所です。

そうは言っても、葬儀の後は遺品整理や様々な手続きなど、親族の方も忙しくなりますよね。

そこで今回は、焦ることなく準備ができるよう、お位牌を購入できる場所をまとめました。

 

 

お位牌はいつまでに必要？

お位牌の購入場所をご紹介する前に、そもそもお位牌はいつまでに必要なのか？を解説します。

冒頭でも書いた通り、一般的には四十九日までに本位牌（ほんいはい）を購入しておくものとされています。

ただ、必ずしも四十九日までに用意する必要はありません。

本位牌が間に合わなかった場合は、白木位牌（しらきいはい）という、四十九日までの仮の位牌で対応することも可能です。

しかし、四十九日に間に合わないと法要の回数が増えますので、四十九日までに用意しておくのがベストでしょう。

葬儀には、先述の白木位牌を用います。

白木位牌は、葬儀の時に葬式業者が用意してくれます。

四十九日の法要を境に、故人の霊があの世に成仏するとされています。

白木位牌はあくまで仮の位牌ですので、成仏されるタイミングまでに、霊魂が納まる本位牌を用意する必要があるのです。

四十九日に、住職によって、白木位牌から本位牌へ魂入れをしていただきます。

よくある勘違いとして、「お位牌はお寺が用意してくれるものだと思っていた！」といった方がいます。

しかし、お仏壇などと同じように、それぞれが用意するものですので、注意しましょう。

 

お位牌を購入できる場所まとめ

お位牌を購入できる場所は、以下の通りです。

それぞれ見ていきましょう。

1.仏壇店で買う

仏具を買うなら、まず頭に浮かぶのは仏壇店ですね。

仏壇店で買うメリットは、やはり安心感があることです。

専門知識を持っている店員さんに相談しながら購入することができます。

また、「専門店で買った」という何とも言えない安心感がありますよね。

百貨店に仏壇店が入っていることもあるので、意外にも身近に店舗があったりしますよ。

一方で、専門店では値段が高いといったデメリットもあります。

また、仏壇店はそこかしこにある訳ではないので、もし気に入るお位牌がなかった時、他のお店へ行くのは少し面倒ですよね。

2.葬式業者から買う

最近は、葬式業者もお位牌を取り扱っているところが多くなっているようです。

一昔前は、お葬式は葬式業者、お仏壇は仏壇店と役割が分かれていました。

しかし、最近はすべてを担う葬式業者も増えてきているんです。

お葬式の打ち合わせのついでにお位牌を買うことができたら、便利ですよね。

ただ、すべての葬式業者が取り扱っている訳ではないので、事前に確認してみましょう。

3.ネット通販で買う

今は、何でもネット通販で手に入る時代です。

もちろん、お位牌も売っているんですね。

ネット通販をおすすめしたいのは、とにかく安く手に入れたいという方。

納期も早く、急いで手に入れたい方にも便利です。

仏壇店とは違い、人件費が掛からないので、かなり安く手に入れることができます。

ネット通販のデメリットは、実物を見ることができないことです。

さらに、「安かろう悪かろう」なものがあるのも事実です。

位牌の木が変形してしまったり、すぐに劣化してしまうなど、品質面で問題がある場合もあります。

業者を選ぶ際には、十分に注意して選びましょう。

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まとめ

お位牌を購入できる場所のポイントをまとめると、以下のようになります。

お位牌は決して安くはないものですし、長い付き合いになります。

四十九日までは何かと忙しいと思いますが、亡くなられた方のためにも、納得のいくお位牌を見つけてくださいね。