- 「葬儀で必要だからと、数珠を探してみたけど・・・」
- 「いっぱい種類があり過ぎて意味が分からない!!」
色や素材に宗派と、数珠の種類は多岐にわたります。
どうやって選んでよいのか、わけが分かりませんよね。
そんな方のために、順を追って解説していきます。
数珠の選び方はこれだけ!
数珠を選ぶ大まかな流れは下記の5ステップです。
- 略式数珠or本式数珠
- 自分の宗派を確認(本式数珠のみ)
- 男性用or女性用or子ども用
- 価格帯を選択
- 色・素材などを選択
このとおりにするだけで、誰でも数珠が簡単に選べます。
順に見ていきましょう。
1.本式数珠と略式数珠のどちらかを選ぶ
数珠には本式数珠と略式数珠の2種類があります。
- 本式数珠:宗派が定める正式な数珠
- 略式数珠:どの宗派でも利用可能
違いについて詳しく
まずは2種類のどちらにするかを決めましょう。
数珠を初めて買う人の半分以上は略式数珠です。
略式数珠はお値段も100円〜10,000円程とお手頃なので、買って失敗するようなことはありません。
- あれこれ考えるのが面倒
- 緊急で1回だけ使う用だからなんでもいい
- 安く済ませたい
このような方には略式数珠がおすすめです。
本式数珠は宗派ごとで形が異なる数珠になります。
「長く使える正式なものが欲しい!」という方は本式数珠を選びましょう。
2.自分の宗派を確認(本式数珠のみ)
「本式数珠を買いたい」という方は、まずご自身の宗派を確認する必要があります。
「宗派が分からない!」という人は、両親やその他親戚に聞けば大体分かるはずです。
それでも判明しなければ、お墓のあるお寺に確認するなどの方法もありますね。
また、結婚している方は、夫婦どちらかの宗派に合わせるのが一般的です。
※参列するお葬式の宗派は関係ありません。
3.男性用・女性用・子供用から選ぶ
男性用・女性用の数珠でサイズや玉の大きさが異なります。
女性であれば、軽めの数珠のほうが楽ですし、サイズ感も整います。
また、子供用の数珠も販売されています。
女性用よりも、さらに小さめで、すこし可愛らしいですよ。
ただし、子供用の数珠は正直いらない気もします。
葬式などの際、子供の場合は身なりさえ整っていれば、そこまで神経質になる必要はありません。
4.価格帯を選択
次に、数珠の価格帯を決めましょう。
本式数珠は1〜3万円が相場で、5万円以上するようなものもありますね。
ご自身の身の丈に合った価格帯のものを選ぶようにしましょう。
略式数珠であれば、100円からでも買えます。
100円の数珠は流石にチープなので、1000〜5000円くらいのものがちょうどいいですよ。
5.色や素材などを選択
色やどんな素材から使われているか、あなたの好みで選びましょう。
特に玉はガラス製と木製では大違いですし、どんな色かでも印象がガラッと変わりますよ。
数珠は房や糸を修理すれば永く使えるので、一生ものにもなります。
まとめ
なんでも、調べていくときりがないものです。
ご自身の状況に合わせて、適切な数珠を選びましょう。