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仏壇はいらないし置きたくない|どうしても引き継ぐことになった場合

仏壇 いらない

「仏壇を置かなきゃいけない状況に追い込まれてしまった。正直置きたくない」

仏壇、『ご先祖様の供養に大切なもの』とは分かってはいるものの…

仏壇といえば、重いし、大きいし、スペースもとられて圧迫感が…

 

これらのことから、

「あんな大きなものをどうやって置くんだ」

「仏壇なんていらない!」

という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 

本当に仏壇はいらないのか。

絶対にいらない!と思う場合でも、どうしても置かなくてはならなくなった場合、どうしたら良いのか。

 

親が亡くなった後の仏壇処分は、家族にとって大変重要な問題です。

そもそも、仏壇は故人の魂を供養するだけでなく、家族の絆を守る役割も果たしています。しかしながら、家族の事情や生活環境によって、仏壇を継承しない選択肢も存在します。

本記事では、親族間での仏壇引き継ぎ相談や相続法と仏壇の扱いについて解説し、また手元供養やお寺への供養、仏壇処分の法的手続きなどさまざまな選択肢を紹介します。

現代のライフスタイルに合わせた仏壇の形態や、仏壇を置かない家庭の供養方法にも触れ、家族の悩みを解決するための相談先や専門家のサポートもご紹介します。

仏壇の継承に関する慎重な検討が、家族の絆を守るためには欠かせません。

 

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親が亡くなった後の仏壇処分問題

親が亡くなった後、仏壇の処分に悩む人が多くいます。仏壇は先祖や故人の魂を供養する大切な場所ですが、現代社会では家族構成や生活環境の変化に伴い、仏壇をどのように扱うべきか悩むケースが増えています。

仏壇を引き継ぐか、費用や場所の問題から処分するか、それぞれの親族や家庭の事情によって異なります。また、相続法や宗派によっても仏壇の扱いが変わることがあります。この問題を解決するためには、まず親族間で話し合いを持ち、最近では仏壇や墓石のトータルサービスを提供している会社やお寺に相談することも一つの方法です。

仏壇の役割と家族の責任

仏壇は故人や先祖の魂を供養し、家族の絆を深める役割があります。そのため、親が亡くなった後も家族がその責任を果たすことが大切です。仏壇には位牌や仏具が安置され、お参りやお盆、法要などの際には家族が集まり、故人を偲びます。

しかし、現代の家族構成では、子供が親と一緒に住まないケースや仏教を信仰していない家庭も増えており、仏壇の役割や家族の責任を考える機会が減っています。そのため、親族間で話し合いを持ち、仏壇の役割を再確認し、どのように扱うべきかを検討することが重要です。

親族間の仏壇引き継ぎ相談

親が亡くなった後の仏壇引き継ぎについては、親族間で相談することが大切です。現在では親戚付き合いが希薄になっているため、仏壇の引き継ぎや共同管理をすることが難しい場合もあります。また、仏壇をどの家族が引き継ぐかについては、通常は長男家庭が引き継ぐことが一般的ですが、事情により他の親族が引き継ぐケースもあります。

仏壇引き継ぎの相談では、親族間で話し合い、故人の意向や家族の事情を考慮し、最善の方法を選択することが求められます。また、仏壇やお墓の維持管理費用についても、親族間で話し合い、負担を分担することが望ましいです。

相続法と仏壇の扱い

相続法においても、仏壇は財産の一部として扱われ、相続人間で分割や扱いについて決める必要があります。ただし、仏壇は精神的な価値が大きいため、一般的な財産とは異なり、感情的な問題も絡むことが多いです。

仏壇の相続に際しては、まず親族間で話し合い、故人の意思や家族の事情を尊重した上で、誰が引き継ぐかや、維持管理費用の負担等を決定することが大切です。また、相続法に関する知識が不足している場合は、専門家に相談することも有益です。

最後に、相続法や親族間の話し合いを通じて、故人を偲びつつ家族にとって最善の方法で仏壇を安置し、先祖の供養を続けることが求められます。

仏壇がいらない!という理由

仏壇が要らないと思ってる方のベースには、育った環境が大きく関係していることが推測されます。

心のどこかでは『大事なもの』とは分かっているのですが、その上で・・・

「今のライフスタイルには合わない!」という方が多いのではないでしょうか?

この事から考えだされる仏壇不要派の理由は2つ。

  1. 仏壇が身近ではなかった
  2. 置き場所に困る

以上のことからです。

詳しく見ていきましょう。

1.仏壇のない生活が当たり前

育ってきた家に仏壇がなく、お墓参りも遠方のため・・・

『先祖供養に馴染みがない』という方が増えています。

この科学的な時代ですから、神様、仏様、ご先祖様に対する信仰というのは人によってそれぞれです。

また「死後」に関する考えも、多様化してきていますからね。

仏壇の必要性を感じない方が増えてくるのは仕方がないことです。

2.置き場所に困る

存在感の大きい仏壇。

急に置くスペースを考えなくてはならいのは・・・

とても大変です。

  • 自分の生活空間の雰囲気
  • スペース

これらを考えると、「自宅に仏壇を置きたくない」と考えてしまうのは自然なことのように思えてきます。

 

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仏壇を継承しない選択肢

仏壇を継承しない選択肢には、手元供養やお寺・供養塔への供養があります。

手元供養は、遺骨や位牌を自宅に安置して、近くで故人の魂を大切にする方法です。

一方、お寺や供養塔への供養は、お寺や専用の供養塔に遺骨や位牌を安置し、お寺の僧侶などが管理・供養を行ってくれる方法です。

どちらの方法も、自分に合った形で故人を供養できるため、仏壇を継承しない場合に選択できる選択肢となります。

手元供養の方法とメリット

手元供養の方法は、遺骨や位牌を手元供養用の仏具や小型の仏壇に安置することです。

手元供養のメリットは、いつでも身近に故人の魂を感じられることや、供養の状況を自分で確認できることです。

また、故人との距離感が近いため、故人への思いや気持ちを大切にできます。

そのため、手元供養は、自宅で故人を身近に感じながら供養したいと考える方におすすめです。

お寺や供養塔への供養の流れ

お寺や供養塔への供養の流れは、まずお寺や供養塔を選び、僧侶や管理者と相談を行います。

次に、遺骨や位牌をお寺や供養塔に持ち込み、安置する場所を決定し、必要な手続きや費用を確認します。

その後、定期的にお参りや読経が行われることで、故人の魂が供養されます。

お寺や供養塔への供養のメリットは、僧侶や管理者が適切に供養を行ってくれることや、自宅に仏壇を持たずに済むことです。

そのため、宗教的な理由や生活環境により自宅に仏壇を持ちたくない方におすすめです。

仏壇の処分と法的手続き

仏壇の処分には、専門業者に依頼する方法や、自治体の粗大ごみとして出す方法があります。

仏壇を処分する際には、遺骨や位牌、仏具などを別に保管し、仏壇を清める作業が必要です。

また、仏壇の処分に関連する法的手続きには、遺骨や位牌の移動や、お寺との関係の整理があります。

具体的な手続きは、お寺や相続関係、宗派によって異なるため、事前に確認しておくことが大切です。

仏壇の形態と置かない・置けない事情

仏壇は家族や先祖を供養する大切な場所であり、その形態は様々です。しかし、現代の生活事情や住環境によって、仏壇を置かない・置けない事情が生じます。

仏壇の形態は、家庭の宗派や地域によって異なります。一般的に、家族が大切にする位牌や仏具を安置するための場所であり、故人の魂を供養する目的があります。

仏壇を置かない・置けない事情には、住居のスペースの制限や家族構成の変化、さらには仏壇に対する価値観の違いが理由として挙げられます。現代社会で生活スペースが限られていることから、仏壇に十分なスペースを確保できない場合があります。また、宗教観の違いや家族の価値観が多様化していることが、仏壇を置かない理由となることがあります。

宗派による仏壇の違い

宗派によって仏壇の形が異なります。例えば、浄土真宗では、御影堂と呼ばれる独特の形の仏壇が使われます。一方で、曹洞宗や曹渓宗では、立て線香を安置する位牌台の形状が異なるため、それぞれの宗派に合わせた仏壇が用意されています。

また、地域によっても仏壇の形が異なります。地域の伝統や風習によって異なるデザインがあり、仏壇を購入する際には、自分の宗派や地域に合った仏壇を選ぶことが重要です。

宗派による仏壇の違いは、供養の方法や、仏壇に安置する仏具も異なります。宗派によっては仏壇の中心に本尊が安置され、その周囲に仏具が配置されることもあります。また、宗派や地域によって祖先を祀る位牌の形状や文字の書き方も異なります。

現代ライフスタイルに適したミニ仏壇

現代ライフスタイルに適したミニ仏壇が登場しています。従来の仏壇よりもコンパクトなサイズで、限られたスペースでも供養が可能です。また、シンプルなデザインは、現代のインテリアにも合わせやすく、様々な生活スタイルに対応できます。

ミニ仏壇には、必要な仏具や位牌を収納できるだけのスペースがあり、家族の供養を行うことができます。また、お参りや法事の際には、ミニ仏壇を使って家族が集まり、故人を偲ぶことも可能です。

現代の生活事情や価値観に合わせたミニ仏壇は、仏壇を置くスペースや状況が制限されている家庭にとって、大変ありがたい選択肢となっています。

仏壇を置かない家庭の供養方法

仏壇を置かない家庭でも、大切な家族や先祖の供養方法は存在しています。例えば、お寺にお参りに行くことや、永代供養を行ってもらうことが挙げられます。また、手元供養として遺骨を自宅に保管し、定期的にお参りをすることも一つの方法です。

さらに、仏壇に代わる供養の形として、墓地を訪れて墓参りを行うことも可能です。墓は家族や先祖を偲ぶ場所であり、親族と共にお参りや法事を行うことができます。

仏壇を置かない家庭でも、故人を偲び、供養を行うことができる方法は幾つか存在します。大切なのは、家族や親族と共に故人を思い出し、心からのお参りをする気持ちです。

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どうしても仏壇を置かなくてはいけなくなった場合

いくら「仏壇はいらない!」と声高に叫んでも・・・

  • 両親が亡くなった
  • 親戚から言われた
  • 長男だから

様々な理由で家に仏壇を置かざるを得なくなる場合があります。

では、諦めてどデカく古臭い仏壇を家に置かなければならないのでしょうか。

いいえ、実はそんな方にピッタリな仏壇が販売されているのです。

無宗教の仏壇

“仏”壇と言うと語弊があるかもしれません。

正しくは手元供養と言った方が良さそうですね。

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なーむくまちゃん工房
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全く仏壇っぽくないですよね。

これなら遺影を飾るにもおしゃれです。

コンパクトな仏壇

かつて仏壇は、より大きく、より立派な物が良いとされてきました。

葬儀や結婚式など「冠婚葬祭にどれだけお金をかけられるか」ということが、ある種のステータスとなっていた時代ですね。

ですが、現在ではお葬式は直葬、結婚式は地味婚など・・・

葬祭費用に莫大なお金を使うことは減ってきました。

そのニーズに合わせて現在では、小さくコンパクトな仏壇もいろいろとあるんですよ。

例えばこういったモデル。

高さ39cm×幅30cmと、非常にコンパクトです。

値段も2万円程度と、お手軽ですよね。

この程度のサイズでしたら、どこか机や棚の上などに置くことも可能ですし、部屋の空間を邪魔されずに済みます。

サイズは様々ありますし、ご自身の生活空間に合わせたサイズの仏壇を選んでみましょう。

家の雰囲気に合った仏壇を

現在、オシャレなお家に合う仏壇も増えています。

モダンなもの、ナチュラルなもの、リビングに置けそうなものなど、ライフスタイルに合わせた仏壇がいろいろとあります。

 

むしろインテリアとして考えても・・・

非常にオシャレと感じる仏壇も多く販売されています。

一例をあげてみましょう。

created by Rinker
白井産業(Shirai)
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たてしま模様がなんともおしゃれでモダンですよね。

閉めてしまえば、ただのオシャレな収納にしか見えません。

この例の他にも様々販売されておりますので、家の雰囲気を邪魔しない仏壇を探してみてはいかがでしょうか。

仏壇に関する悩み解決

仏壇は、家族や先祖を供養するための大切な場所です。しかし、仏壇の管理や継承についての悩みを抱える方も少なくありません。そこで、仏壇に関する悩みを解決するためには、まず自分自身の気持ちを整理し、家族や親族と話し合ってみましょう。

具体的に何が悩みの原因なのかを明確にし、その理由や根拠を考えることが大切です。また、仏壇や仏具の購入、墓地の選定や墓参りなどに関する問題を抱えている場合は、お寺や宗教団体に相談することが有益でしょう。インターネットを利用して、検索や問い合わせをすることも効果的です。

他家族からの抵抗や難しい事情

家族間で仏壇の継承について認識が異なる場合や、特定の家族が抵抗感を持っている場合があります。また、実家が遠方であったり、親族間の関係が悪化していることが原因で、仏壇の継承が難しい事情があることもあります。

こうした問題を解決するためには、まずは家族間で話し合い、適切な継承方法や線香の手配、手続きなどを確認しましょう。また、法要や法事に関する準備や費用負担についても、家族で共有しながら進めていくことが重要です。

適切な相談先と専門家のサポート

仏壇や仏具の購入、法要の手続きなどに関する相談先は、まずはお寺や宗教団体がおすすめです。実家が遠方の場合や親族関係が良好でない場合でも、地域の信頼できるお寺や宗教団体に相談することが大切です。

また、遺骨の保管や処分に関する相談や、遠方の墓参りに代わる手元供養の方法について専門家に相談することで、有益な情報を得ることができます。

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仏壇は完璧に不要か?

どうしても現在のライフスタイルを基に考えてしまうと不要に思えてしまう仏壇。

ですが、日本人は仏壇を古くから大切に扱ってきました。

現代の生活に合わないからといって、その大切な文化を捨て去っても良いのでしょうか。

仏壇について、あらためて深く考えてみましょう。

仏壇を置く由来と意味

仏教徒の証として仏壇を置く習慣がなくなったのは明治の頃、神仏分離令がきっかけと考えてよいでしょう。

日本の宗教『神道と仏教』違いとその関係とは

とはいえ、日本人に根差した仏教が人々の暮らしの中から完全に消え失せることはなく、その後も”先祖を偲ぶもの”として長く日本の家に置かれてきました。

 

仏壇は、大切な先祖や故人を身近な生活空間の中で偲ぶために大事なものとされてきました。

そこには先祖供養だけではなく、自らの家族の無事を祈る場所としての意味合いも大きいです。

 

このように今でも仏壇を大切に思われている方は多くいらっしゃいます。

昨今、生活様式の変化で薄れつつありますが、本来は仏壇が身近にあるというのはごく自然なことなのです。

 

こう考えてくると『まるっきり不要なもの』とするのは、やはりどこか心苦しいものを感じますよね。

 

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まとめ:仏壇継承を慎重に検討

仏壇継承に関する悩み解決のためには、家族や親族との話し合いや、適切な相談先の利用が重要です。慎重に検討し、最善の方法を見つけることが求められます。今回の記事を参考に、次の行動をお考えいただき、より良い解決方法を見つけていただければ幸いです。

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