ずっと一緒に暮らせると思っていたペット。
しかしペットはどうしても人間よりも寿命が短く、生涯を終えてしまいます。
愛するペットとお別れをしたあとは、ペット用の仏壇を購入して手元供養をする人も多くなっています。
その時に気になること、それは「仏壇や遺骨の置き場所」。
- 「人間と一緒に置いちゃダメなの?」
- 「置き方の決まりはあるの?」
と、ネット上でも悩んでいる声は少なくありません。
昨日愛犬が亡くなりました。
今日ペット葬祭会館にて葬式をして納骨しました。
骨壺は一年間自宅に持ち帰って供養する選択を取りました。
そこで質問です。
愛犬の骨壺は何処に置いたら良いでしょうか?
引用: Yahoo!知恵袋
ペットの位牌の置き場所
長年飼っていた愛犬が亡くなり位牌と骨壷があるのですが
何処におくのが一番良いでしょうか私はできれば祖父母(先祖)のお位牌を置いている場所があるのですが
そこに一緒に並べたいのです
仏壇はないので小さなタンスの上なんですが
寂しくないし、お水なんかもあげやすいなとでもペットの位牌は人間のお位牌と一緒にするものじゃないとも聞きます
ペットの位牌や骨壷を皆さん何処に置いていらっしゃいますか?
引用: Yahoo!知恵袋
ペットの遺骨を手元に置いている方に質問です。
普段どこに置かれていますか。
祭壇とか作りましたか。引用: Yahoo!知恵袋
ペットの仏壇や遺骨はどこに置くのがいいのか、置いてはダメな場所があるのかを悩むところですよね。
この記事ではペットの仏壇、遺骨安置におすすめの置き場所についてまとめます。
ペットの仏壇や遺骨の置き場所の決まりは?
人間の場合は、宗派により決まった置き方を推奨する場合があります。
ですが、ペットの仏壇や遺骨の置き方に明確な決まりはありません。
よく集まるリビングや、ペットが気に入っていた場所など、家族が置きたいと思ったところに置くといいでしょう。
ペットの仏壇や遺骨を置くときの注意点
仏壇や遺骨の置き場所に決まりがないですが、仏壇や遺骨は気を付けないとすぐにカビが発生します。
カビが発生する条件は次の通りです。
- 湿気がたまる
- 直射日光
- 風通しが悪い
キッチンや風呂場などの湿気が多い場所やベランダなどの直射日光ではない場所、押入れの奥といった風通しが悪い場所は避けたほうがいいでしょう。
せっかく手元供養しているのに、遺骨にカビが・・・という事態を防ぐために置き場所は注意しましょう。
ペットの仏壇や遺骨の安置におすすめの場所
湿気や風通しのことを考慮した上で、仏壇や遺骨はどこに置くのがいいのでしょうか。
おすすめの場所は次の通りです。
ポイント
- 仏間
- 寝室
- クローゼット
- リビング
詳しく見ていきましょう。
1.仏間
一番おすすめなのは専用に作られた仏間に安置することです。
設計段階で湿気や風通し、日光など考えられており、仏壇や遺骨の安置に最適な場所となります。
古民家は仏間がある場合が多いので、そこに仏壇や遺骨を安置するといいでしょう。
2.寝室
寝室も仏壇や遺骨を安置するおすすめの場所です。
ペットを静かに思うこともできますし、眠りやすいよう空調も調整してある場合が多いはず。
ただし、加湿器の湿気やエアコンの風が直接当たらないように気を付けましょう。
3.クローゼット
扉を開くことで空気の入れ替えもできるクローゼットも仏壇や遺骨安置にいいでしょう。
直射日光が当たらない暗室はカビが発生にくい場所です。
ただしクローゼットの一番奥に入れてしまうと空気の流れが届かずカビが発生しやすくなります。
なるべく手前に置きましょう。
4.リビング
家族が出入りしているリビングは仏壇や遺骨の安置場所におすすめです。
人が出入りすることで空気が流れ、カビが発生しにくいです。
またお別れしたペットの思い出話を語りやすいのもリビングの特徴です。
リビングに遺骨は合わないかも・・・と思う方もいるかもしれませんが、今はリビングに合うペット用仏壇が販売されています。
ほかの部屋と同じく、エアコンの風や加湿器の蒸気が直接当たらないように気を付けましょう。
まとめ
仏壇や遺骨の置き場所は決まりがありません。
しかし仏壇や遺骨はカビが発生しやすいもの。
せっかくのペットの思い出にカビがつくのは避けたいものです。
湿気、日当たり、風通しには注意して仏壇や遺骨を置きましょう。