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大本教の教えとは|過去に起こした事件が危険でやばい?

大本教 教え 危険 やばい

「大本教」という新興宗教を知っていますか?

あまり聞き慣れない名前で、どのような宗教か知らない人も多いのではないでしょうか。

しかし、実際にはかなり長い歴史のある宗教です。

さらに、幾度もの危機を乗り越えながら、現在も存続している宗教なんです。

今回は、大本教はどんな宗教団体なのか、どのような教えがあるのかをまとめました。

 

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大本教とは

そもそも「大本教」と呼ばれることが多いですが、正式名称は「大本」です。

また大本教公式HPによると、平仮名表記は「おほもと」のようです。

1892年(明治25年)に教祖の出口なおに「艮の金神(うしとらのこんじん)」と名乗る神が憑依したことが始まりです。

そして1898年(明治31年)、出口なおと女婿の出口王仁三郎が教団組織を作りました。

現在は、出口紅が五代教主を務めています。

120年以上も続いているとは、かなり長い歴史がありますよね。

大本教では、以下の2つ場所が聖地とされています。

ポイント

  1. 梅松苑(綾部祭祀センター):京都府綾部市にあり、大本発祥の地で祭祀の中心地
  2. 天恩郷(亀岡宣教センター):京都府亀岡市の亀山城跡にあり、宣教の中心地

教祖の出口なおの出生地である、京都が中心の地のようですね。

さらに、全国各地にも数千にのぼる地方機関があるとされています。

信者数は、国内外合わせて約18万人。

宗教としてはそこまで多くはありませんが、東京都立川市の人口と同じくらいですね。

 

大本教の教え

大本教の教えについては、公式HPに「大本教旨」として載せられています。

神は万物普遍の霊にして人は天地経綸の主体なり、神人合一して茲に無限の権力を発揮す

大本教公式HPより引用

これは、神と人との関係について示した聖言です。

神はこの世のすべてを創造した存在であり、すべてのものに神の霊が宿っているという考えです。

そして、人間は神から絶大なる知恵と力を授けられているとされています。

神からの使命を果たすには、神人合一することが絶対条件であるということですね。

以上を読むとわかる通り、大本教では神を絶対視していることがわかります。

大本教のYouTubeチャンネル

大本教では、YouTubeを通して、活動や教えの紹介をしています。

ご興味のある方はのぞいてみても面白いかもしれません。

 

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大本教は危険?

大本教が危険と思われているのは、過去に事件を起こしていることが関係しているでしょう。

以下、2回の事件です。

注意ポイント

  • 第一次大本事件
  • 第二次大本事件

これらの事件は共に、大本教の宗教活動に対して、日本の内務省が行った統制です。

順番に詳細を見ていきましょう。

第一次大本事件

1921年(大正10年)、大本教は知識人や海軍士官などを含め、急激に信者数を増やしていきました。

これが政府・警察・司法当局の警戒を招き、出口王仁三郎らが逮捕された事件です。

実は、新興宗教の1つである「生長の家」を興した谷口雅春は、当時大本教の信者でした。

しかし、この事件を機に教団を去っているという経緯があります。

第二次大本事件

1935年(昭和10年)の第二次大本事件は、第一次大本事件より徹底した弾圧が行われました。

出口王仁三郎夫妻を含め、1000名近くが検挙されました。

大本関連の施設は破壊され、関連組織も解体されるという壊滅的打撃を受けました。

以上の2回の事件を起こしたこともあり、危険であるというイメージがついてしまったのでしょう。

しかし、弾圧を受けてもなお、現在まで続いているというのはすごいですよね。

現在は、そこまで危険であると断定できる大きなトラブルはないように思えます。

 

大本教に入信している芸能人

大本教に入信しているという芸能人、有名人の噂は特に聞きません。

宗教の話はナーバスなので、入信していても公開していない可能性もあります。

いないのか公表していないのかは別として、噂だけを信じるのは良くないですね。

 

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まとめ

大本教は、過去には政府に弾圧されたこともありました。

しかし、幾度もの危機を乗り越えながらも120年以上続いている新興宗教です。

現在は危険であったり、やばいといったりの大きな問題は感じませんでした。

ただ、外から見るのと実際に入信するのでは、また見える景色は違ってくるのでしょう。

大本教では、家内安全や合格祈願、七五三参りなどの祈願をやっているそうです。

興味のある方は、大本の神殿で行われる祈願に行ってみるのもいいかもしれませんね。

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