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【トンデモ発明】アンドロイド観音マインダー登場!仏像からありがたいお話を聞こう

アンドロイド 観音 仏像

世界発のロボット仏像がお披露目されたのはご存じですか?

その名も、アンドロイド観音「マインダー」!!

遂に仏教の世界にもロボットが進出してきたとは驚きです。

それではマインダーとはどんなロボットなのでしょうか。

詳しく見ていきましょう。

 

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アンドロイド観音マインダーの特徴

マインダーは世界初となるロボット仏像です。

大阪大学の協力を得て、京都市東山区の高台寺が制作したものです。

「仏さまを人間に近づけることができないか」と持ちかけたことをきっかけにして今回実現するに至りました。

近年では若い世代のお寺離れや仏教離れが増加傾向にあると言われています。

そこで、若い人にも仏教に興味を持ってもらうこと、仏教に親しみを持って接してもらうことを目的にして作られました。

高台寺はどんなお寺?

ロボットの仏像を作るなんてどんなお寺なんだろうと思ってしまいますよね。

実は由緒ある歴史の深いお寺なのです。

 

高台寺は豊臣秀吉の菩提を弔うための寺院として、正室である北政所(ねね)の強い願いから建てられました。

その願いを叶えるために徳川家康が命じて建てられたと伝えられています。

四季折々の自然を感じることができ、北政所が暮らしていた場所でもあります。

境内には千利休が作ったと伝えられている茶室もあり、重要文化財に指定されています。

 

これは歴史的に重要なお寺ではありませんか!

「そんな由緒正しいお寺がこんなことをして大丈夫?」と思われるかもしれませんが、高台寺は以前からプロジェクションマッピングによるイベントなども積極的に行っていたようです。

古くからの教えや歴史と新しい技術との融合を図ろうと、いろいろ工夫されているのですね。

秀吉とねねが平成の終わりの現代にやってきたら、大層びっくりすることでしょうね。

マインダーのスペック

アンドロイド観音マインダーのスペックはどうなっているのか調べてみました。

  • 高さ:195センチ(台座込み)
  • 幅:90センチ
  • 奥行:90センチ
  • 重さ:60キロ
  • 顔や手の肌の部分:シリコン製
  • 体の部分:アルミニウム材
  • 可能な動作:まばたき、口を動かす、合掌、手を広げる、首を振る
  • 左目:カメラの組み込みあり
  • 背景:プロジェクションマッピング
  • 音声:日本語(英語、中国語の字幕付き)
  • 制作費:5千万円
  • 総事業費:1億円

_人人人人人_
> 一億円 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄

か、金かかってんなぁ。。。

人間の想像力をかき立てるために、あえて胴体の部分がむき出しになっているそうです。

それが逆にSFの世界のようだとか、ちょっと怖いといった意見も出ているようですね。

マインダーが動かせる部分は計26箇所にものぼります。

 

声は女性を感じさせる人工音声です。

人工音声とはいえ、柔らかく聞きやすい声です。

性別はどっちという指定はありませんが、体つきを見るとだいぶ華奢な印象です。

外国人観光客向けに、背景で字幕も用意されています。

日本人の若者より、外国人のほうがウケそうな気がします。

マインダーの名前の由来

マインダーの名前は、英語の”mind”から由来しています。

心、精神という意味を持つ単語です。

仏教の教えを説くのにふさわしいネーミングですね。

 

というのは建前で、ナンマイダーから来てるのでは?

ご存知、南無阿弥陀仏ですね。

意図せずに近づいてしまったなら、それはそれで面白い話です(笑)

キカイダーとかマジンガー的な響きも意識していそうですよね。

 

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アンドロイド観音マインダーのお披露目の様子

2019年2月23日に高台寺で報道陣向けにお披露目が行われました。

僧侶たちが新たな観音菩薩像を迎え入れるための開眼法要をしたあとに、マインダー自らが般若心経の教えを説く説法を行いました。

マインダーが行った初めての法話は25分間。

プロジェクションマッピングが壁に映し出されて、より一層イメージを膨らませることができます。

多くの人々の問いかけや質問に応える形のストーリーで進められていきます。

 

とても考えさせられる深いお話なんでしょうけど、なんとも言えない不思議な感覚になりそうです。

あくまでマインダーはロボットでありながら仏像ですからね。

仏像から直接、教えを乞うことができるなんて・・・

普段、感じることのできない体験だし、とてもありがたいことなんだけど、でもロボットだし!

マインダーが最先端を行き過ぎて、頭が混乱しそうです(笑)

 

アンドロイド観音マインダーを実際に見るには

今回のお披露目は報道陣向けでしたが、これから一般公開も始まります。

実際にマインダーの法話を聞くことができますよ。

2019年7月時点の予定では、2月22日~7月28日、高台寺の教化ホールで行われます。

1法話につき50席で予約優先になっていますので、確実に見たい人は予約がおすすめです。

予約方法や予約状況は高台寺公式サイトで確認できるので行く前にチェックしてみてください。

マインダーに会いに京都旅行するのもいいですね!

最新スケジュールをチェック

 

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まとめ

話題になっているアンドロイド観音マインダーについてみてきました。

仏教の堅苦しく難しいイメージをマインダーが払拭してくれそうです。

古くからある教えと最新テクノロジーの融合で、お寺のあり方も時代とともに変わっていくのかもしれませんね。

写真や動画では全体の雰囲気が掴みづらいと思いますので、マインダーのことが気になる人は、ぜひ高台寺まで足を運んでみてください!

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