島根県にある観光地で有名な神社「出雲大社」をご存知でしょうか。
その出雲大社はなんと・・・
新興宗教の「出雲大社教」という教団を持っています。
かなり有名にもかかわらず意外ですよね。
※団体としては、出雲大社と出雲大社教は別になります。んが、実情は内部組織のようなもの。
さてこの出雲大社教は新興宗教にあたりますが、果たして危険なのでしょうか。
クローズアップしていきたいと思います。
ということで
出雲大社教とは|観光地を運営する教団は危険でやばい?
をお送りします。
出雲大社教とは
出雲大社は「いずもたいしゃ」と呼ばれることが多いですよね。
対して出雲大社教は「いずもおおやしろきょう」と読みます。
出雲大社も正式仮名遣いは「いづもおほやしろ」のようですが、どちらも間違いではないようです。
そんな出雲大社教の特徴はこちらです。
- 1873年に創設
- 初代管長は千家尊福氏
- 信者数は約126万人
- 新興宗教ながら昔の出雲信仰が由来
- 神語を用いる
>>>出雲大社教公式HP
神語というのは、神事で唱える最重要の唱え詞です。
- 幸魂奇魂守給幸給(さきみたま くしみたま まもりたまえ さきはえたまえ)
仏教でいう南無阿弥陀仏に相当します。
教義
出雲大社教の布教方針は、宗祠(そうし)と仰ぐ出雲大社に鎮まる大国主大神とのご神縁に結ばれることです。
そして、安心して生きることを教え導くことです。
教義は以下の2つ。
- 幽顕一貫(ゆうけんいっかん)
- 顕幽一如(けんゆういちじょ)
世界は顕世(うつしょ)と幽世(かくりょ)に分かれています。
- 顕世・・・今わたしたちが生活している世界
- 幽世・・・神魂と人の霊魂の世界
人の死後、幽世に帰りまた命が与えられるというのは、よく言われている魂の考えと同様ですね。
参考>>出雲大社教の教祖と教義
出雲大社教は危険?
では、出雲大社教は危険な宗教団体なのでしょうか。
100万人以上の信者がいるようですが、ほとんど悪い噂を聞きません。
公式HPにフライデーに記載された記事への誤報について丁寧に説明がありましたが、特にその記事自体がわかりませんでした。
出雲大社自体も、学生三大駅伝の1つ出雲駅伝のスタート地点にも使われており、悪いイメージは全くないように感じます。
箱根駅伝に比べるとマイナーかもしれませんが、毎年開催されていますよ。
>>出雲駅伝HP
総合すると評判は悪くないようですね。
出雲大社教に入信している芸能人
出雲大社教に入信しているという芸能人、有名人の噂は特に聞きません。
いないのか公表していないのかは不明ですが、特に宗教自体に悪い噂がないので気にしてないだけかもしれないですね。
出雲大社に訪問している芸能人はたくさんいるようですが、入信ではなく観光でしょうからね・・・
出雲大社を訪問=出雲大社教信者にはならないですね。
まとめ
出雲大社教は新興宗教ですが古くから伝わる出雲信仰を貫いており、他の団体のような独自解釈もしていません。
そのため、信者が多くてもトラブルや事件はほとんど聞かずに済んでいるのかもしれませんね。
出雲大社に行く機会があったら、出雲大社教についても一緒に調べてみてはどうでしょうか。