新興宗教の1つに「顕正会」があります。
この顕正会ですが、あまり聞き馴染みがありませんよね。
でも危険でヤバいとする噂も・・・?
では本当に顕正会は危険な宗教団体なのでしょうか。
クローズアップしていきたいと思います。
ということで、
顕正会とは|危険でヤバい噂と教えの実態について
をお送りします。
顕正会とは
まずは顕正会がどんな宗教団体なのか確認します。
- 正式名称は富士大石寺顕正会
- 1957年8月に発足
- 浅井甚兵衛氏が発足、現在は浅井昭衛氏が会長
- 信者数は約150万人
- 日蓮正宗を信仰
- 海外45ヶ国にも1万人近くの信者がいる
>>>参考:顕正会公式HP
信者数は約150万人と国内の新興宗教では4番目の人数です。
兵庫県の神戸市、神奈川県の川崎市の人口と同じくらいですね。
ただこの数字が正確な数字かというと、実はそうでもないようです。
顕正会の信者数は入信報告者の数で判断しているということからですね。
退会者の分を減らしていない分、実態よりも大きい数字になっているようです。
累計信者数とでも表現した方が間違いなさそうです。
顕正会の教え
顕正会の教えについては具体的に公開されていません。
会長の浅井氏の考えや勧誘のことばを読み説くとこのように推測できます。
- 顕正会に入れば幸せになりすべてがうまくいく
- 顕正会に入っていない者は不幸になり、地獄に落ちる
- 世間の名利は必要ない
- 日蓮大聖人の命を背負って奉じている
このような教えですが、日蓮正宗の妙通寺のページではこのようなページがあります。
正本堂解体から十年以上経過した現在であっても、顕正会は、総本山に帰ることもできなければ、大御本尊と血脈付法の御法主上人のもとに、正しい信心をすることができていません。
これこそ、残念ながら、現在の顕正会の活動が、まちがっている何よりの現証(げんしょう)といえましょう。
新興宗教にはありがちですが、源流となった宗派からは根本的に否定されているようです。
分離したのは見解が異なったからに違いなく、両者の溝は深いようです。
・・・日蓮宗と日蓮正宗もまた、見解が異なるんですけどね。
>>>日蓮宗とは『日蓮正宗』との違いはドコ?【超過激】な修行の実態について
顕正会は危険?
顕正会は本当に危険なのでしょうか。
あくまで客観的にリサーチした結果ですが、このような情報が得られました。
- 日蓮正宗からは破門されている
- 勧誘がしつこい
- 断る(やめる)と「無間地獄に落ちる」と批判される
顕正会側の主張は、単純です。
- 「顕正会に入れば、幸せになる」
- 「顕正会に入らなければ、地獄に落ちる」
この2つだけです。
宗教団体が他の宗派を否定するのはよくありがちですが、「地獄に落ちる」は少し怖い表現ですね。
勧誘を断ったり、退会する際に言われるようです。
また会長の浅井氏の著書に「日蓮大聖人に背く日本は必ず亡ぶ」という本があります。
に、日本沈没の預言書でしょうか・・・
顕正会に入っている芸能人は?
顕正会に入っている芸能人の噂は聞きません。
実際にはわかりませんが、声を聞かないのはこれらの理由が考えられます。
- 芸能界は創価学会の力が強い(顕正会は創価学会と敵対しているので干される)
- 会長の浅井氏が世間の名利を求めていないと断言している
芸能界には相性の悪い宗教のよいですね。
過去には何名かいたようですが、デマか、すでにやめてしまっているようです。
まとめ
大きい事件はないので、そこまで目立ちませんがトラブルは少なからず存在しているようです。
とはいえ、どんな宗教、むしろ伝統宗教でもトラブルはありますからねぇ。
むやみやたらに「危険な宗教だ!」と断ずるのは間違いかもしれません。