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念仏の意味|南無阿弥陀仏を紐解くと・・・

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念仏 意味 南無阿弥陀仏

お葬式などで聞く念仏について意味を考えたことはありますか。

漢字を見て意味はなんとなくわかるけれども、念仏の詳しい意味や唱える目的などって言われると、ハッキリ答えられない人は多いのではないでしょうか。

 

念仏はただくりかえしつぶやいているわけではありません。

きちんとした理由があるのです。

念仏の意味について解説していきたいと思います。

ということで、
念仏の意味|南無阿弥陀仏を紐解くと・・・
をお送りします。

 

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念仏の意味

念仏とはその名の通り「仏を念じること」です。

仏の名前や自分の信仰心を口に出して唱えることを指します。

一般的には浄土宗、浄土真宗などの浄土系宗派の『南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)』を指すことが多いですね。

>>>浄土宗と浄土真宗の違いとは【南無阿弥陀仏】に秘められた思い

 

勘違いしやすいのは、念仏をお経と同じ意味でとらえてしまうことです。

お経は「仏の教え」のことなので、念仏とは意味が異なります。

詳しくはコチラからどうぞ。

>>>お経と念仏の違いとは【明確に異なる教えと誓い】

 

念仏の種類

念仏には様々な種類がありますが、代表的なものは以下の3つです。

  1. 「仏の理法を念じる」法身念仏(ほっしんねんぶつ)
  2. 「仏の功徳や相を念じる」観想念仏(かんそうねんぶつ)
  3. 「仏の名前を念じる」称名念仏(しょうみょうねんぶつ)

南無阿弥陀仏は3番の称名念仏にあたります。

南無阿弥陀仏に限らず、日本の仏教の場合はほぼ称名念仏ですね。

 

南無は帰依することを意味し、阿弥陀仏は仏の名前を意味します。

よって「阿弥陀仏に帰依します(=仏のことを信じています)」と唱えているということになるのですね。

 

また、南無阿弥陀仏以外にも仏様の数だけ念仏はあります。

例えば、

  • 南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ) 曹洞宗など
  • 南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう) 真言宗など

などです。

 

また日蓮宗では、念仏のかわりに南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)という題目を唱えます。

題目は仏様の名前ではなく経典の名称を読み上げることです。

念仏と近い意味ではありますが、念仏と題目は目的も内容もまったく異なるので注意しましょう。

>>>お経と念仏の違いとは【明確に異なる教えと誓い】

 

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念仏を唱える目的

では念仏は何のためにどのような目的で唱えるのでしょうか。

南無阿弥陀仏を例にすると「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」と唱えることで「わたしは阿弥陀仏様を信じています」という宣言することを意味します。

念仏の目的は仏様を信じていると唱えることで、この世の人生を終えたとき(亡くなったとき)に、仏様にお迎えいただき、極楽浄土に旅立つためと言われています。

 

現代風に考えると生きているうちから仏様にアピールをしているということですね。

(もちろん本当に信仰して唱えているお坊さんもいると思いますが・・・)

 

また念仏を唱えることで、自分の行った悪いことを改めて善を習得して仏様のお心にかなうとも言われます。

現在は自分の心を落ち着かせるためにと、南無阿弥陀仏と念仏を唱えることもあるようです。

最近流行りのマインドフルネスに近しい意味があるのかもしれませんね。

 

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まとめ

念仏は呪文のように聞こえますが、ただ唱えているだけではなく、ちゃんと目的があります。

お坊さんの念仏を聞くだけでは意味はありませんが、自身で唱えることで何か意味を感じることができるかもしれません。

自分の心を落ち着けるため、過去の自分に向き合うために念仏を唱えてみるのもよいかもしれませんね。

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